特徴
施設長挨拶
施設長 川村大介
このたび、2018年4月1日に北海道富良野市に開設された医療併設ユニットケア型、「介護老人保健施設けんこう・ふらの」の施設長の川村大介です。ご存知のようにわが国の高齢化は、世界のトップを走っている状況で決して喜べるものではありません。2010年に超高齢化の指標である高齢化率が21%に達し、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると言われています。このような日本における急激な高齢化は、医療や介護分野で非常に影響が強いと言われています。人口比の変化は疾病構造を変化させることにより、要介護者の急増を引き起こしています。家族構成で見てみても、核家族化が進み、単独世帯、夫婦のみの世帯、夫婦がともに65歳以上の世帯が増えているのが現状であります。介護する者がいない、あるいは老いたものが老いたものを介護する老々介護の世帯が増えている状態で、在宅での介護能力が非常に低下している状態です。
われわれがこのたび開設した介護老人保健施設は、在宅での介護力を高めるための施設であります。入居者の方をリハビリテーションすることにより運動能力を高め、介護する方の負担を軽減できる状態にすることであります。簡単なことではありませんが、リハビリテーションの専門知識をもった理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が入居者の方に合った治療を行っていき治療していきます。施設名の「けんこう・ふらの」はそのような気持ちを込めて命名しました。「けんこう」になりましょう。「けんこう」を維持しましょう、の気持ちで対応して参ります。治療の目標を高く持ち続け、入居者の皆さんが自宅に帰ることができるように頑張っていきたいと考えています。
医療に関しては、医療施設であるかわむら整形外科が併設されており、看護師が24時間、入居者の異常があれば介護スタッフから連絡を受け、対応してくれます。必要な時は医師に報告し、必要な処置をいたします。
われわれカワムラメディカルグループは、有床診療所、通所リハビリテーション、認知症対応型グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護などのトータルの医療介護事業を目指すグループです。今回開設のユニットケア型介護老人保健施設は、全国的に見ても、まだその施設数は多くはありませんが、自分たちが今まで築き上げてきたものを上手く融合させ、入居者の方々が少しでも満足できる施設をつくっていきたいと考えております。
カワムラメディカルグループ理念
頼りにされ、信頼・安心を与える医療・介護を目指す
けんこう・ふらの特徴
リハビリに特化し、在宅復帰に重点を置いた施設です。
北海道のどまんなか富良野の市街地に立地全室個室、1ユニット(9~10人)での生活の場となります。
職員も固定配置となっており、いつでも頼っていただける”なじみ”の関係を心がけています。
在宅に向けて、その人の生活リズムを大切にし暮らしの継続ができるようお手伝いします。
設備の整った医療機関が併設しており医療体制が充実しているため、緊急時には専門家による迅速な対応がうけられます。